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【茨木市駅近くの歯医者】むし歯の痛みがなくなった?~むし歯の放置は危険です~
こんにちは。
阪急京都線「茨木市駅」から徒歩4分の歯医者【あき歯科クリニック】です。
むし歯を放置していたら、「歯の痛みがなくなった」という方はいらっしゃいませんか?
痛みがなくなると、「治ったのかな」とお考えになるかもしれませんが、むし歯は自然には治りません。
放置していて痛みがなくなった場合は、危険な状態にまで進行している可能性があるのです。
厚生労働省の調査では、20歳以上の9割以上がむし歯を経験しており、3割の方がむし歯を放置している状態だと報告されました。
(参考:厚生労働省e-ヘルスネット「大人のむし歯の特徴と有病状況 ) >
今回は、むし歯を放置すると歯や全身にどのような悪影響を与えることになるのかをお伝えさせていただきます。
むし歯は自然治癒するの?
むし歯は自然には治らない病気です。
ただし、初期のむし歯の場合、歯磨きで汚れを除去しフッ素の塗布を行うことで、再石灰化の作用により修復できる可能性があります。
進行したむし歯は、歯や歯ぐきがぼろぼろに崩れ落ち、歯根だけが残っている状態となるため、歯の神経が死滅し痛みを感じにくくなるのです。
むし歯の放置による身体への悪影響
痛みがなくなったむし歯を放置すると、歯や身体全体に次のようなことを引き起こす可能性があります。
歯根膜炎
むし歯は進行することにより、むし歯菌が歯根膜などの歯の根本の部分にまで炎症が及びます。
歯の根本にまで炎症が広がると歯根部に膿が溜まってしまい、その影響で顎骨に孔(あな)が開くこともあります。
顎骨骨髄炎
むし歯菌が歯ぐきから顎の骨にまで細菌が侵入してしまい、炎症を引き起こした状態です。
骨は皮膚や筋肉などに覆われていることから、本来は炎症を起こしにくい部分ですが、歯根は顎の骨に埋まっているため、細菌が入り込みやすい状態となっています。
骨髄炎になると細菌により顎の骨が腐り、骨が溶けてしまうことで顔の形が変わってしまうことがあります。
脳梗塞、心筋梗塞
顎の骨の付近を通る血管のなかに、むし歯菌や細菌が入り込みます。
血液に侵入したむし歯菌や細菌は全身にいきわたり、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器系の疾患を引き起こす可能性があります。
このように、痛みがなくなったむし歯を「たかがむし歯」と甘く考えてしまい放置することは、さまざまな症状や病気を引き起こす原因となるのです。
むし歯の早期発見・早期治療は【あき歯科クリニック】にお任せください
茨木市駅徒歩4分の【あき歯科クリニック】では、患者さまのむし歯の状態に応じたさまざまな治療法をご提案させていただきます。
むし歯は早期に発見し進行を止めることが重要なので、「症状がでてから歯医者に行く」のではなく、「予防のために歯医者に行く」ことをおすすめします。
当院では、予防歯科への取り組みにも力を入れていますので、予防・クリーニングをお考えの方もお気軽にお越しください。
当院は平日は木曜を除く18時まで、土曜も18時まで診療しております(2024年1月現在)。
駐車場を完備しておりますので、お車でも安心してお越しください。