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【茨木市駅近くの予防歯科】歯周病とアルツハイマー型認知症の関係とは!?
こんにちは。
阪急京都線「茨木市駅」から徒歩4分の歯医者【あき歯科クリニック】です。
歯周病は、むし歯と並ぶ歯科の2大疾患といわれており、「歯を失う原因の第1位」です。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」より) >
食べものを細かくするために噛む「咀嚼(そしゃく)」の研究では、咀嚼力と短期記憶の維持・向上は比例しており、よく咀嚼することは認知症の予防に役立つ可能性があると報告されています。
(参照:J-STAGE「日本ヘルスサポート学会年報」-東京歯科大学ら‐咀嚼が一般高齢者の短期記憶に長期的に与える影響 より) >
つまり、歯を失って咀嚼が不十分となると、認知症のリスクが高くなるのです。
さらに、近年の研究ではアルツハイマー型認知症と歯周病の関係が明らかになってきました。
今回は、「歯周病とアルツハイマー型認知症の関係性」や「歯周病と関連があるさまざまな全身疾患」についてお伝えさせていただきます。
歯周病とアルツハイマー型認知症の関係
歯周病に感染している方は、そうでない方にくらべてアルツハイマー型認知症になるリスクが高いといわれてます。
アルツハイマー型認知症は、脳内に「アミロイドβ」というたんぱく質が溜まることで、「記憶力の低下」などが起こります。
九州大学による研究では、マウスに歯周病菌を複数回投与したところ、アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβが10倍近くも増加するという発見がありました。
歯周病が原因で発生するアミロイドβは、通常は脳内で作られます。
さらに全身にひろまった歯周病菌は、脳以外でもアミロイドβを生産し、それが血液を介して脳内に取り込まれます。
歯周病が原因とされているアミロイドβが脳内に蓄積されることで、記憶障害が出現し、アルツハイマー型認知症の発症につながるのです。
(参照:九州大学PRESS RELEASE「歯周病によるアルツハイマー型認知症関与を解明する新しい発見」より) >
歯周病が原因とされているアミロイドβが脳内に蓄積されることで、記憶障害が出現し、アルツハイマー型認知症の発症につながります。
歯周病はさまざまな病気を引き起こす?
歯周病はアルツハイマー型認知症以外にも、さまざまな病気や身体の問題との関係性が明らかになっています。
・狭心症、心筋梗塞
・脳梗塞
・慢性腎臓病
・糖尿病
・骨粗しょう症
・悪性新生物(がん)
・関節リウマチ
・早産、低出生体重児出産など
歯周病は、このようなさまざまな全身疾患と関連するといわれています。
いずれにしても、歯周病の予防や治療をすることは、歯の健康状態を守るとともに全身の健康維持にとっても重要なことなのです。
予防歯科を始めようとお考えの方は【あき歯科クリニック】にお任せください
茨木市駅徒歩4分の【あき歯科クリニック】では、患者さまのお口の中の環境を守ることで、全身の健康維持につなげたいと考えております。
予防歯科に取り組むことで、歯周病とアルツハイマー型認知症をはじめとするさまざまな全身疾患を未然に防ぎましょう。
当院では、治療計画からその後のアフターケアまで、継続的に患者さまに寄り添い行いますので、「予防歯科」を始めようとお考えの方はお気軽にお越しください。
駐車場を完備しておりますので、お車でも安心してご利用いただけます。
平日は木曜を除く18時まで、土曜も18時まで診療しておりますので、ご都合に合わせてご来院ください(2024年1月現在)。