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入れ歯のお手入れ方法は合ってますか?正しいお手入れをして長持ちさせましょう
こんにちは。
阪急京都線「茨木市駅」から徒歩4分の歯医者【あき歯科クリニック】です。
厚生労働省の調査によると、何らかの義歯を使用しているシニア世代(75歳以上)は84%に達すると報告されています。
また、そのうち約3割の方が総入れ歯を使用しています。
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の喪失の実態」より) >
この報告からわかるように、入れ歯を使用することで会話やお食事などを楽しまれている方はたくさんいらっしゃるのです。
その方々の中には、「入れ歯のお手入れが面倒になり工程を短縮している方」や、「自己の解釈でお手入れを行っている方」などがいらっしゃるかもしれません。
今回は、日常生活には欠かせない大切な入れ歯を長持ちさせるために、正しいお手入れ方法についてお伝えさせていただきます。
【NG】よくある間違った入れ歯のお手入れ方法
よく間違えられている、入れ歯のお手入れ方法は次の通りです。
・熱湯に入れる
・漂白剤に浸ける
・硬い歯ブラシやスポンジで磨く
・歯磨き粉を使用する
入れ歯の素材はプラスチックや樹脂が使用されているため、熱湯や漂白剤に浸けることで変形・変色などが起こります。
硬い素材の歯ブラシや研磨性の高いメラミンスポンジで磨いてしまうと、入れ歯の表面を傷つける可能性があります。
研磨剤が入った歯磨き粉を使用することで、入れ歯を傷つけ、削ってしまうことにつながるのです。
【OK】入れ歯の正しいお手入れ方法
次に、入れ歯の正しいお手入れ方法をお伝えします。
水を張った洗面器などを用意する
入れ歯の落下による破損や、排水溝に流れてしまうのを防ぐためです。
入れ歯は流水下で清掃する
外した入れ歯は手の平にのせ、水を張った洗面器の上で清掃作業を行うことが望ましいです。
入れ歯用の歯磨剤で磨くことで、傷をつけることなく汚れを除去することができます。
磨くときは義歯用ブラシを使用し、力の入れすぎに注意しましょう。
汚れが残りやすい、クラスプ(留め具)部分などは丁寧に磨くことが重要です。
就寝前は義歯洗浄剤を使用する
磨ききれなかったプラークの除去率が高くなり、より清潔を保持できます。
このように正しく入れ歯をお手入れすることで、入れ歯が清潔になり長く使用できることに繋がります。
しかし、一度製作した入れ歯を永久に使い続けられるとは限りません。
入れ歯も長く使い続けると、劣化などによるひび割れや、入れ歯そのものが嚙み合わせのためにすり減ることもあります。
また、お口の中の環境状態は時間と共に変化していくものです。
歯ぐきが痩せて隙間ができ、入れ歯が合わなくなるなどの問題が生じる場合も考えられます。
入れ歯に違和感を感じたときは、自分で調整をするのではなく、歯科医院で診てもらいましょう。
入れ歯のメンテナンスは【あき歯科クリニック】にお任せください
茨木市駅徒歩4分の【あき歯科クリニック】では、入れ歯を製作した後の調整やお口の中の環境のサポートもさせていただきます。
会話やお食事などの日常生活の質を維持し続けるためにも、ぜひ定期的なメンテナンスにお越しください。
当院は、患者さまが相談しやすい環境作りを大切にし、プライバシーに配慮したカウンセリングを行っております。
平日は木曜を除く18時まで、土曜も18時まで診療しております(2024年1月現在)。
駐車場を完備しておりますので、お車でも安心してご来院ください。